TOKYOモンスター

NHKスペシャル『沸騰都市』を見る。
このシリーズ、mixiで先輩が日記を書いていて知ったのだけど、見たかったなぁ。今回が最終回。
にょきにょきと生えてくる超高層タワー、次々に行われる巨大開発、そして地下を浸食していく東京について、その開発の主体はどこにあるのか?ということをテーマとしていて、その中で開発の主体である森ビルと、100年以上も住み続けた土地を地上げによって追い払われる家族とを対比する。もはや僕らは巨大開発を批判する術は持たないが、ヘリから東京と六本木ヒルズを見下ろした森稔社長が無邪気に放った言葉には少なからず戦慄した。
「あれをこれからどんどん増やして、東京中を埋め尽くすようにならないとだめだ。点から線へ、線から面へ、、、あと2,30年くらいかかるかなぁ、でも、そんなもんでしょ」


3月には「沸騰都市のその後」と題して、不況によって被害を被った都市がどんな変化を遂げたか、という特集をやるとのこと。