うどん
うどん作った。手打ちで。
誕生日にうどん手打ちってどんなですかw<今日の読書>
廃墟建築士
- 作者: 三崎亜記
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/01/26
- メディア: 単行本
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表題の作品を含む4つの短編集で、3つめの『図書館』まで読んだ。
この短編集には地名が一切出てこない。「東京」ではなく「首都」とわざわざ呼称していることから、確信的である。
共通のテーマは空間の神聖さの復権と資本主義との対立、とでも言えばよいのだろうか。
街中の建物から「7階」だけが取り除かれるというような話の設定は巧みだなと思う。
地名を排除していることから、普遍的な価値観を表現しているものと考えられる。なんとなく星新一のショートショートを思い起こさせる。お話としては悪くないけど、正直なところ結構時代錯誤的であまり良い小説だとは思わない。結末もありきたりで心地よい読後感みたいなものもない。設定の面白さというテクニックだけで話を進行させてるみたいなところがある。
amazonですごい評価高いんですけど僕の感覚がズレてるの?それとも読解力がないんだろうか?