最近読んだ本

現実逃避による連投で、本のご紹介。




ブロックチェーン・レボリューション ――ビットコインを支える技術はどのようにビジネスと経済、そして世界を変えるのか
ブロックチェーン・レボリューション


近年話題のビットコインをはじめとする仮想通貨(暗号通貨)。
その暗号通貨の仕組みを成立させているのがブロックチェーンという技術で、本書ではブロックチェーンはインターネットの発明に比肩するほどの発明だと言ってます。


技術的なことは素人なのでよくわからないけど、ざっくり言うと世界中のコンピューターを連携させて、取引の記録を分散して記録することで信頼性を担保する仕組みです。
現段階では投機的な認識が強い暗号通貨だけど、本書ではブロックチェーンが通貨以外の様々な社会構造(例えば芸術、行政、選挙などなど)に応用できる可能性が示されてます。
わりと気負いの強い論調で、ブロックチェーン本としては入門レベルなので、これから勉強したい、思想的な概念を知りたいという人にオススメ。

脱中央集権システム、シェア、などのワードにピンとくる人は是非。しかしながら、ここ数週間の暗号通貨市場が、本書で示されてる明るい未来の実現が容易ではないことを物語っていると感じます。